代表メッセージ

この国のすべての人の
「よく見える」を支えるために

日本はかつてないスピードで近視の時代に突入しています。
特に子どもの近視進行とそれに伴う将来的な目の病気のリスクの増加は、社会全体で取り組むべき重要な課題です。 2000年代はレーシックブームの影で、一部の医療機関による不適切な対応が日本の近視治療業界の信頼を大きく損ねました。 その後、ICL手術が徐々に普及し、現在では日本の主流の近視矯正手術として認知されるようになりました。また、近年では子どもの近視進行を抑える研究が進み、治療の考え方は「治す」から「予防する」時代へと変わりつつあります。しかし、日本の近視治療の体制はいまだ発展途上であるといえます。医師への専門的な教育の機会は限られており、また患者様への正確な情報提供や啓発活動も十分ではありません。 私はアメリカ留学中、マサチューセッツ眼耳鼻科病院で世界トップレベルの屈折矯正手術の教育と臨床を経験しました。そこでは近視治療が眼科医療のしっかりとした専門分野として、体系的に教育・研修が行われていました。日本の近視治療を世界水準に引き上げるために、専門医たちが学び合い、支え合うネットワークづくりと、患者様への正確でわかりやすい情報提供が急務だと強く感じています。
これが、私たちの出発点です。 2025年4月、私たちは「安心レーシックネットワーク」の理念を引き継ぎ、「日本近視治療協会」を設立しました。本協会は、子どもの近視進行予防、レーザー屈折矯正手術(レーシック、スマイルなど)、ICL 手術を含む近視治療全般において、科学的根拠に基づいた安全に質の高い医療提供することを目指しています。 本協会が屈折矯正手術を行う医師たちの学びと交流の場となり、近視治療の質の向上に貢献するとともに、患者様が信頼できる医療機関を選択するための指針となることを願っています。

誰もが安心して自分に合った治療を
選べる未来へ

その実現のために、私たちは患者様と医師をつなぐ架け橋として活動してまいります。
皆様の日本近視治療協会へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2025年7月

日本近視治療協会 代表

ビジョン

安心できる近視治療を通じて、国民の眼の
健康を守り、
生活の質の向上に貢献する。

ミッション

科学的根拠に基づいた近視治療の普及と
質の向上を推進し、
患者が安心して最適な
治療を受けられる環境を整える。

日本近視治療協会設立の背景

これまで「安心LASIKネットワーク」として活動してまいりましたが、近年、多くの加盟施設においてLASIKにとどまらず、さまざまな近視治療が提供されるようになってきました。こうした現状を踏まえ、2025年4月より名称を「日本近視治療協会」へと変更し、「安心LASIKネットワーク」の理念である“近視治療の質を担保し、患者様が安心して治療を受けられること”を継承するかたちで、新たに発足いたしました。

活動内容

認定クラウン制度

安心できる近視治療のために
―「クラウン認定制度」で質の高い医療を
見える化―

日本近視治療協会では、近視治療の質を可視化し、患者様が安心して医療機関を選べる環境づくりを目的として、「クラウン認定制度」を導入しています。
この制度では、当協会が定めた施設基準および医学基準を満たす施設に対し、「ゴールドクラウン」または「シルバークラウン」の認定を行い、信頼できる医療の称号として認定マークを付与しています。
クラウンは、子供の近視、レーザー屈折矯正手術、ICLの3つの治療分野で評価されます。

シルバークラウン
  • 子供の近視
    子供の近視
  • レーザー屈折矯正手術
    レーザー
    屈折矯正手術
  • ICL
    ICL
ゴールドクラウン
  • 子供の近視
    子供の近視
  • レーザー屈折矯正手術
    レーザー
    屈折矯正手術
  • ICL
    ICL

クラウンの種類と認定までの流れ

クラウン認定は、以下のステップで行われます。

1次審査
(施設基準審査)
施設が基本的な運営・設備基準を満たしているかどうか、協会事務局が審査します。
2次審査
(医学基準審査)
医療の質や治療内容が一定の水準を満たしているかどうか、医学的な視点から世話人全員で審査します。

これらの審査を通過した施設に対して、
認定クラウンをお渡ししています。
詳しくは認定クラウン制度ページを
ご参照ください。

  • 近視治療に対する啓発・教育活動

    近視治療に関する正確な知識と最新の情報を社会に広く発信し、治療の正しい理解と普及を促進しています。

    近視治療に対する啓発・教育活動
  • 多施設共同研究

    日本近視治療協会では、複数の医療施設が連携して行う多施設研究を推進しています。研究テーマの設定から、学術発表・論文投稿までを支援し、そこで得られたエビデンスを患者向けに分かりやすく公開・啓発活動に活用します。

    多施設共同研究
  • 年会費

    30,000円

    ※年度途中でのご入会であっても、年会費は一律となります。
    なお、認定クラウン制度への申請に際して、追加費用は一切かかりません。
    審査から認定、クラウンマークの付与まで、全て年会費に含まれています。

    年会費

日本近視治療協会ロゴ

日本近視治療協会ロゴ
ロゴに込めた想い
日本近視治療協会のロゴには、患者様に安心と信頼を届ける存在でありたいという願いが込められています。

中央に配した金色の月桂樹は、古くから「栄光」や「未来への希望」を意味し、すべての患者様にとって“輝ける未来”をともに目指したいという当協会の願いを込めてデザインしています。

そしてロゴ上部の王冠(クラウン)は、当協会が定めた厳しい基準をクリアした施設だけに授与される「認定クラウン制度」の象徴です。
この王冠には、医療の質にこだわる誠実な姿勢と、認定制度によって安心できる医療を広く可視化する使命を表しています。

協会ロゴは、単なるデザインではなく、私たちの理念と姿勢を視覚的に示す象徴です。
このマークに込められた想いが、近視治療を考えるすべての方々の指針となることを願っています。

認定クラウンロゴ

シルバークラウン
  • 子供の近視
    子供の近視
  • レーザー屈折矯正手術
    レーザー
    屈折矯正手術
  • ICL
    ICL
ゴールドクラウン
  • 子供の近視
    子供の近視
  • レーザー屈折矯正手術
    レーザー
    屈折矯正手術
  • ICL
    ICL
ロゴに込めた想い
「クラウン(Crown)」とは、王冠や栄誉の象徴として古くから用いられてきた言葉です。
当協会では、このクラウンを、医療の質・誠実さ・信頼性を兼ね備えた医療機関に授与される最高の称号として位置づけています。

ロゴは、治療分野(子どもの近視、レーザー屈折矯正手術、ICL)を示すアルファベットを王冠の形に見立てデザインしており、視覚的にも「信頼のしるし」として伝わるよう工夫を凝らしました。

このマークは、患者様が医療機関を選ぶ「信頼の目標」となることを目的に作られました。
「どこで治療を受けるべきか」に迷ったとき、このクラウンロゴが一つの判断材料となり、安心して治療を選べる一助となることを願っています。

組織体制

代 表
眼科専門医小島 隆司
名古屋アイクリニック

世話人

  • 眼科専門医加藤 祐司
    札幌かとう眼科
  • 眼科専門医小林 真
    小林眼科医院
  • 眼科専門医脇舛 耕一
    バプテスト
    眼科クリニック
  • 眼科専門医杉本 栄一郎
    ビジョンクリニック
  • 眼科専門医福岡 佐知子
    ふくおか眼科
    クリニック中野
  • 眼科専門医古賀 貴久
    眼科こがクリニック

アドバイザー

  • 眼科専門医荒井 宏幸
    みなとみらい
    アイクリニック
  • 眼科専門医戸田 郁子
    南青山アイクリニック
  • 眼科専門医中村 友昭
    名古屋アイクリニック

日本近視治療協会への入会方法

入会の流れ

  • 入会希望
    「お問い合わせ」より「入会希望」を
    ご選択ください。
  • 入会申込書
    事務局より入会申込書をメールにて
    お送りします。
  • 入会申請
    入会申込書をWordまたはPDFにて事務局
    当てにメールにてご返送ください。
  • 入会審査
    入会申込書をもとに3名の世話人審査員が
    入会審査を行います。
  • 審査結果のご連絡
    入会審査の結果は事務局よりメールにて
    お送りします。

ご入会はこちら

認定クラウンの取得方法

  • 認定クラウン希望
    「お問い合わせ」より「認定クラウン申請
    希望」をご選択ください、
  • 認定クラウン
    申込書の送付
    事務局より認定クラウン申込書をメールにてお送りします。
  • 認定クラウン申請
    認定クラウン申込書をWordまたはPDFにて事務局当てにメールにてご返送ください。
  • 1次審査
    認定クラウン申込書をもとに事務局が施設
    基準を審査します。
  • 2次審査
    認定クラウン申請書をもとに世話人全員で
    医学基準を審査します。
  • 審査結果のご連絡
    認定クラウン審査の結果は事務局よりメールにてお送りします。

認定クラウンのご申請はこちら

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